ジェネティックな変異とエピジェネティックな変異の解析による新規酵母耐熱化法の構築
Project/Area Number |
14J01413
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Applied microbiology
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
里村 淳 京都大学, 農学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2016: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2015: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 熱耐性酵母 / CRISPR Nickaseシステム / ゲノム編集 / CRISPR Cas9システム / 酵母熱耐性 / 次世代シーケンサー / エピジェネティクス / バイオエタノール / 酵母 / 熱耐性 / ゲノム解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
熱耐性酵母を作製するためのハイスループットなゲノム編集法を開発した。これまでのゲノム編集法であるCRISPR Cas9システムでは、約30%の塩基配列は書き換えることができない欠点があった。特に、これまでの研究で発見した4つ中2つの変異は、この30%の領域に属していたため、ゲノム編集が使えなかった。そこで、編集可能領域に制限がなく、迅速にゲノムを書き換えることができる新規手法CRISPR Nickaseシステムを開発した。この手法は理論上ゲノムの97%以上の領域を編集することができる。また、特異性の点でもCRISPR Cas9システムよりも向上しており、より簡便なゲノム編集法であることを示すことができた。最終的にはこの手法により熱耐性酵母をわずか5日で構築できることをデモンストレーションした。これはこれまでの方法より10日ほど早いもので、報告されている中で最速の手法である。これらの酵母は既存法で構築したものと同様の表現型を示したことからも、CRISPR Nickase法の有用性を示すことができた。本内容はScientific Report (Nature publication group)に投稿して、受理された。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(18 results)