ICF(国際生活機能分類)を用いた高齢者虐待定義の再構築及び生活援助モデル開発
Project/Area Number |
14J02017
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Social welfare and social work studies
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
任 貞美 同志社大学, 社会科学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2015: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 高齢者虐待定義 / 高齢者虐待の概念枠組み / 国際生活機能分類 / 高齢者虐待の定義 / 高齢者虐待防止法 / 高齢者虐待研究 / 統合的文献レビュー |
Outline of Annual Research Achievements |
第1の調査 本研究の目的は,虐待とは何かなぜそれが高齢者虐待になるのかといった虐待の概念を解明するために新たな高齢者虐待の概念枠組みを構築することである.そのため,ICF モデルに虐待構成要素を加え,事例分析を通してその枠組みの具体化を試みた. その結果,虐待概念枠組みの各構成要素の組み合わせから『典型的な高齢者虐待』『準虐待』『不適切なケア』という3つの高齢者虐待のレベルが確認できた.また,概念枠組みが虐待理解にも有効であることが検証できた. 上記の結果から,高齢者虐待を予防し尊厳を支える生活支援のためには,概念枠組みの各要素の相互関連をもとに虐待を捉え直し,支援の有り様を振りかえりサポートすることの重要性が示唆された. 第2の調査 上記の結果を踏まえて高齢者虐待に効果的に対応できる予防モデルを作るため、介護職員6000人を対象に量的調査を行った。虐待予防に必要な各要素について構造方程式モデリングを利用して分析し、その結果を示した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(7 results)