バリ島を目指す日本人女性のライフスタイル移民-生活実態とコミュニティへの影響-
Project/Area Number |
14J03033
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Sociology
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
NI NENGAHSUARTINI 東北大学, 文学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2015: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | ライフスタイル移民 / 日本人女性 / バリ島の観光 / 移住のプロセス / 生活実態 / インドネシア・バリ島 / バリ島観光 |
Outline of Annual Research Achievements |
グローバル化が進んでいる中で、移民の動機が多様化して、個人のオルタナティブな生き方として、ライフスタイル移民について研究を行うことにあたり、バリ島を目指す日本人女性のライフスタイル移民に注目した。具体的には、①バリ島移住のプロセス、②生活実態、③現地コミュニティにもたらす影響に焦点をあてて調査研究を行った。 まず、①については、バリ島に移住する日本人女性を対象に聞き取り調査を行ったことで、日本人女性の移住プロセスとバリ観光開発の関連や移住の動機を分析することが可能になる。彼女たちにとって、バリ島での生活は仕事と趣味やバリ島の魅力を楽しめることができ、ワークライフバランスの両立が可能となった場所であることが明らかになった。 続いて、②については、バリ島で国際結婚する日本人女性を対象に聞き取り調査を行ったことで、ライフスタイル移民の観点から国籍の変更及び維持について世代間によって異なることが明らかになった。これらの成果を追手門学院大学で開かれた日本家族社会学会で報告した。学会の部会で議論やネットワーク形成ができたことは今後の研究の進展に大変貴重なものである。 最後に、③については、日本人とかかわる現地の人に聞き取り調査を行ったことで、日本人女性はバリ島の観光に惹かれて移住して、そしてバリ観光の発展に大きく貢献していることが明らかになった。この調査によって、現地コミュニティにもたらす影響について分析した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)