Wボゾンへの崩壊モードを用いたヒッグス粒子のゲージ結合精密測定
Project/Area Number |
14J03585
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Condensed matter physics I
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
岸本 巴 神戸大学, 自然科学系先端融合研究環, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥1,940,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | ATLAS / LHC / ヒッグス粒子 |
Outline of Annual Research Achievements |
採用第二年度目は、ヒッグス粒子とW/Z粒子との随伴生成モード (VH associated production )を解析に加えることで、LHC-Run1と呼ばれる2009-2013年に取得された約25fb-1のデータを用いたWボゾンへの崩壊モードによるヒッグス粒子の生成と崩壊測定の最終結果を得た。特に、解析用データの作成、背景事象の見積もりを主導的に行った。解析によって得られたヒッグス粒子の信号強度(μ)は、μ= 1.16 +0.16/-0.15 (stat.) +0.18/-0.15 (sys.)であり、標準模型の予想と誤差の範囲で一致するものであった。さらに、カップリング定数に対するスケールファクター(κ)は、κ_V = 1.06 +0.10/-0.10、κ_F = 0.85 +0.26/-0.20 であった。ここで、κ_Vはヒッグスス粒子とベクターボゾンとのカップリングに対するスケールファクター、κ_Fはヒッグス粒子とフェルミオンとのカップリングに対するスケールファクターを表している。これらも、標準模型の予想と誤差の範囲で一致するものであった。また、Wボゾンへの崩壊モード単体での発見確度 6.5σも達成した。これらの結果を国際会議Higgs Couplings 2015でATLAS実験を代表して発表した。 2015年には予定通り、衝突エネルギー13TeVでLHCの運転が再開され、この新しいデータのためのトリガーの性能評価、及び解析フレームワークの整備も行った。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)