膝前十字靱帯損傷・再建術後の運動制御機構における神経可塑性の解明
Project/Area Number |
14J03763
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Rehabilitation science/Welfare engineering
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
干場 拓真 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2015: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 膝関節 / 大腿筋群 / 筋疲労 / 動作特性 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度では, ACL再建術者の筋機能(筋力及び筋持久力)について検討した. 被験者は術後12カ月前後(競技復帰前後)のACL再建術者7名を対象とした. 運動課題はBIODEX System3を用いた膝伸展最大等尺性収縮(3秒間×3試行)とし, 1試行目と3試行目の膝伸展トルクの平均値(2秒間)を算出した. また, その時の大腿直筋及び内側広筋の筋活動電位を測定し, 筋疲労の指標である周波数中央値を算出した. さらに, 磁気共鳴映像法・MRI(1.5-T, SIGNA EXICITE XI, GE, Healthcare, Japan)を用いてT1強調画像を撮像し, 大腿筋(大腿直筋、内側広筋)の最大横断面積(cm2)を算出した. 結果, 1試行目と3試行目の比較において, 両側脚の膝伸展トルクの低下は認められなかった. 一方, 術側・非術側比較では術側脚において内側広筋の周波数中央値が有意に低下したが, 筋横断面積に関しては有意な差は認められなかった. これより, 競技復帰の指標とされる膝伸展筋力や筋横断面積は筋持久力と関連しない可能性が示唆され, 競技復帰の際には膝伸展筋力のみならず筋持久力も同時に考慮する必要があると考えられる. 本研究成果は第26回日本臨床スポーツ医学会学術集会において, 報告した(題目:膝前十字靱帯再建術者の膝伸展最大等尺性収縮時における筋力と筋持久力について).
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)