新規KRAB-ZNF タンパク質によるエピジェネティック修飾の維持伝達機構の解明
Project/Area Number |
14J03854
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Genome biology
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
大石 裕晃 九州大学, 医学系学府, 特別研究員(DC2)
|
Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
|
Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
|
Keywords | 遺伝子発現調節 / ゲノムインプリンティング / CRISPR/Cas9 system |
Outline of Annual Research Achievements |
ジェネティックバックグラウンドをC57BL/6に三回戻し交配したZfp483の変異マウスを使用し、発生に与える影響を検討した。ヘテロ変異マウス同士の交配によって、ホモの変異を持つ産仔を得られた。さらに成熟し妊性も有していた。つまりこの遺伝子はマウスの発生に影響を与えないことが示唆された。 上記の研究に付随した研究により、マウスジェネティックバックグラウンドに依存する遺伝子を200個以上同定した。さらにこの遺伝子群は、転写制御領域にSNPsやレトロトランスポソンの挿入多型が高頻度で存在し、それによって転写が制御されていることが明らかとなった。さらにその転写抑制にKRAB zinc finger タンパク質のZfp57が関与することを始めた明らかとした。これらの研究成果は、マウス亜種間においてシス配列の多様性が遺伝子発現を制御し、そのエピジェネティックな制御にZfp57が関与することを明らかとした。
|
Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(2 results)
Research Products
(11 results)