機能未知のC型レクチンが認識する結核菌由来脂質の同定とその機能の解明
Project/Area Number |
14J04460
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Bacteriology (including mycology)
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
豊永 憲司 九州大学, 生体防御医学研究所, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥2,170,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | C型レクチン受容体 / 結核菌 / 糖脂質 / 構造解析 / モノクローナル抗体 |
Outline of Annual Research Achievements |
申請者は、機能未知のC型レクチン受容体DCLRが結核菌を認識することを見出していたが、結核菌の様々な構成成分の中で、何がDCLRのリガンドなのかは不明であった。そこで、結核菌を有機溶媒にて処理し、細胞壁に含まれる脂質成分を抽出し、この脂質成分中からDCLRリガンドを単離した。脂質成分をオープンカラムクロマトグラフィーにて分取し、各分画に含まれる脂質成分を薄層クロマトグラフィーにて解析を行った。同時に、各分画のDCLRに対するリガンド活性をレポーター細胞を用いて検討し、活性のある分画を複数同定した。九州大学薬学研究院の宮本智文准教授との共同研究により、これらの分画に含まれる脂質が、結核菌に特有のphosphoglycolipidであることが明らかとなった。このことから、DCLRのリガンドは、結核菌に含まれるユニークな脂質であることを明らかにした。 また、生体において、どのような細胞にDCLRが発現しているかを明らかにするため、DCLR欠損マウスに、DCLR安定発現細胞株を免疫し、モノクローナル抗体を樹立した。この抗体を用いて、DCLR発現細胞を解析し、腹腔や脾臓、肺などに存在する一部の細胞集団にDCLRが発現していることを見出した。 現在、感染防御におけるDCLRの役割を明らかにするため、野生型及びDCLR欠損マウスを用いて、BCG感染実験を行っている。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)