先進的介護ロボットのためのRFIDを用いた自律移動ナビゲーションシステムの開発
Project/Area Number |
14J04643
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Communication/Network engineering
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
藤本 まなと 関西大学, 理工学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | パッシブRFIDシステム / RFIDタグ / 自律移動ナビゲーションシステム / 移動制御 / 衝突回避 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は,構成の単純化及び周囲のインフラからの独立化を図るという観点から,パッシブRFIDシステムのみによる自律移動ナビゲーションシステムの開発を行うことを目的として研究・開発に取り組んできた.本研究は,これまでに無い全く新しい研究であるため,自律移動型電動車いす等を想定した移動体が予め設定された初期位置から目的地までRFIDタグ内の情報のみで移動できることをコンピュータシミュレーションにおいて明らかにしたことは,大きな成果であり学術的意義がある.また,様々なセンサを用いること無く,RFIDタグ内の情報のみで壁や障害物との衝突を回避できることをコンピュータシミュレーションにおいて明らかにしたことも,大きな成果であり,期待通りの研究結果が得られたと考えている. その結果,研究成果として,ジャーナル1報,国際会議・ワークショップ4件,国内学会・シンポジウム4件,において発表することができた.しかし,これらの多くはコンピュータシミュレーションでの結果であるため,提案している自律移動ナビゲーションシステムの実装は今後の課題として残されている.本年度においては,移動ロボットにパッシブRFIDシステムを組み込み,RFIDタグの情報に基づいて動作する基本的なものを既に制作した.今後は,この移動ロボットを用いて,実際に人をナビゲートできるかどうかを検証する必要がある. 私が提案する自律移動ナビゲーションシステムは,看護師・介護士の負担軽減だけではなく,高齢者・身障者の負担も大幅に軽減できるため,今後必須の介護技術の一つであり,極めて重要な研究課題である.そのため,今後も誠心誠意研究を進めて行く所存である.
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)