環境政策による国際間の技術格差是正と経済厚生改善の効果に関する分析
Project/Area Number |
14J05115
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Economic policy
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
澤田 有希子 大阪大学, 経済学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2015: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 国際貿易 / 企業集積 / 租税競争 / 労働市場 / FDI |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は以下の2つの研究を行った。 まず一つは、昨年度から取り組んでいた環境税が企業集積にもたらす影響に関する分析をベースにして、それらが各国の労働市場にどのような影響を与えるかを理論的側面から明らかにした。労働市場におけるサーチフリクションを導入し、各国の失業率にどのような影響を与えるかの分析を行った。本研究においては、人口規模に差がある2国を考え、労働市場が不完全な場合における、均衡での各国の賃金や、企業数、失業率などの経済指標2に関する特徴づけを行った。。 もう一つは環境に大きな差が生じている2国において、多国籍企業の海外戦略にもたらされる影響について着目し分析を行った。技術に対する投資がどのように行われ、それぞれの国における企業戦略がどのような影響を受けるかを、理論のフレームワークで分析し、経済全体にどのようなインパクトをもたらすかを明らかにし、補助金などの政策的効果に関して分析を行った。これら2つの研究は国内外多くの学会で報告を行い、改訂を積み重ね論文としてとりまとめた。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)