C-H結合活性化反応によるアトロプ選択的軸不斉ビアリール合成法の開発とその応用
Project/Area Number |
14J05936
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Synthetic chemistry
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
坂本 龍 東京工業大学, 大学院理工学研究科(理学系), 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2014
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 糖 / グリコシル化 / プルラマイシン |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度、申請者は鈴木啓介教授の元、プルラマイシン類の合成を指向した、α-C-グリコシド結合構築法の研究に携わった。プルラマイシン類は、アグリコンのアントラピラン骨格に対し、L-バンコサミン及びD-アンゴロサミンの二つのアミノ糖が、それぞれC-グリコシド結合した構造を持つ天然物群である。その特徴的な構造から、これまで数多くの合成研究がなされてきたが、プルラマイシン類に多く見られるL-バンコサミンのα-C-グリコシド結合の構築法は、未だ見出されていない。これは、αグリコシドは一般的に、βグリコシドと比較すると熱力学的に不安定であり、種々の反応条件において、β体への異性化が進行してしまうためである。 今回我々は、新たに設計したバンコサミン前駆体を利用することで、α-C-グリコシド結合構築法の開発に成功した。バンコサミンのC5位の立体が反転し、脱離基Xを持つバンコサミン前駆体と、ナフトール誘導体とのグリコシル化反応により、β体のC-グリコシドを高収率で得ることに成功した。続いて、フェノール基の保護の後、塩基により脱離基を脱離させることで、C5位をオレフィンへと変換した。最後に、立体選択的な水素添加反応を行うことで、C5位の立体を反転させることで、目的の立体構造を有したα-C-グリコシド体を合成することに成功した。 本合成手法は、安定なβ体のグリコシドを経由して、合成の終盤でα体への変換を行うことから、実際のプルラマイシン類の全合成への展開が期待できる。
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Research Progress Status |
本研究課題は平成27年度の交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究課題は平成27年度の交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)