Webアプリケーションの非決定性による欠陥の自動検出
Project/Area Number |
14J05991
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Software
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
前澤 悠太 東京大学, 情報理工学系研究科, 特別研究員(DC2)
|
Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2015-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
|
Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
|
Keywords | ソフトウェア工学 / ソフトウェアテストの自動化 / Webアプリケーションの予防保守 / 状態遷移テスト / プログラム変異テスト / ソフトウェアの検証と妥当性確認 / 非決定的な振舞いのモデル検査 / Ajax Webアプリケーション |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究ではWebアプリケーションの非同期技術(Ajax)に着目し,Ajaxに関わる開発事例を元に開発者の期待する動作を定義することでWebアプリケーションの非決定性に関わる性質の自動検証手法を実現した.検証結果から,開発者のテスト環境では再現しないがユーザ環境では顕在化しうる”潜在的な欠陥”を検出でき,本年度の実施計画を達成できた.しかし,検出した欠陥が誤検出でないか確認する必要があったため,本年度ではさらに,繊細な通信遅延を再現するようプログラムを変異させる操作を実装し実アプリケーションに適用した結果,Webアプリケーションの深刻な脆弱性に関わるエラーを再現できた.高品質なWebアプリケーションを開発するためには対処すべき欠陥を発見・除去する必要があり,既存手法で発見できない実際の欠陥を自動検出できた意義は大きい.この研究成果はソフトウェア工学分野におけるトップカンファレンスであるIEEE/ACM International Conference on Automated Software Engineering (ASE)に採択され,本年度のASEにおいて日本から採択された唯一の技術論文である.
|
Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(1 results)
Research Products
(1 results)