談話文法の知見に基づいた英語のライティング指導ー名詞と文体を中心に-
Project/Area Number |
14J06614
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Foreign language education
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
川西 慧 京都大学, 国際高等教育院, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2015: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 英語 / 教育 / ライティング / 文法 / 教育学 / 議論文 / 総称性 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、アカデミックライティングで重要とされる議論文の指導法を確立するため、テキストの論理と文法の関連性について探求し、その教育応用の可能性を探索するものである。研究の目的は、①学習者の議論型作文における議論の根拠付けと、名詞句の総称性の誤りを文レベルで記述し、議論文の指導を確立すること、及び②自然な文体でまとまりのある文を効果的に執筆する力を育成することである。平成27年度は、以下の3点を行った。 1.論理と文法の関係の教育応用:文法に関連した明示的指導、暗示的指導など、関連諸分野の文法指導の方法を概観し、本研究の文脈に合ったものを選択することが必要であった。Literacies、第二言語習得、ライティング教育などを概観した結果、written corrective feedbackに関する研究を参考にし、明示的指導、暗示的指導を取り入れることに決定した。 2.予備調査の分析と精緻化:また、昨年度実践研究の予備調査として行った研究を分析し、関連文法項目と関係なく学習者の回答を妨げる項目について再検討し、加筆修正し、本調査用の素材を改変した。また、昨年度検討した評価指標を、学習者自身が参照できるルーブリックの形として改変した。 3.本調査:学習者に対しての教育応用の効果を測定するため、昨年に引き続きsource-based writingである統合タスクを採用した。また、このほかにも評価指標を使用した自由記述、より自動化を要するであろうスピーキングのデータを収集した。これらのデータについては書き起こしや文法の正誤性判断をネイティブスピーカーに依頼し、現在分析中であるが、すでに分析済みのデータから、明示的指導を行った群において有効であることが明らかとなっている。これらは論文の形で発表する予定である。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)