現代ミドルクラス移民に関する社会学的研究:アジアで就労する日本人の事例
Project/Area Number |
14J06723
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Sociology
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
松谷 実のり 京都大学, 教育学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 国際移動 / 若者 / 労働 / アジア |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は昨年度までに収集した調査データの分析をさらに進め、研究会や学会等で口頭報告を行い、これまでの研究成果をまとめる最終段階となった。 本研究の目的は、海外に進出した日系企業と直接雇用契約を結ぶ(=現地採用される)日本の若者の生存戦略について、移動の経路(帰国・定住・再移住)とキャリアパス(起業、帰国後の再就職等)の関わりから明らかにすることである。本年度は、移住後のキャリアの2つの段階に特に注目しながら、分析を行った。第1段階は、アジアの都市に移住した若者が、現地採用として就労する際の就労行動である。現地での就労行動を規定する要因を、現地採用の雇用条件や日系企業の求人状況といった制度的な要因、そして現地採用者が自身の置かれた状況や行為選択をどう評価し、どのように意味づけているのかという個人の認識の両側面から考察した。第2段階は、現地採用としての就労を終了した若者が、その後直面する就労状況である。居住地、就業上の地位、移住前後のキャリアの連続/断絶等を確認することで、現地採用としての就労経験が彼らのキャリアパスにもたらした影響について考察した。 以上の研究内容の報告に関しては、2016年5月の関西社会学会、6月のAssociation for Asian Studies in Asia、7月のInternational Sociological Association Forum of Sociologyで報告を行った。その他、研究成果を社会に還元するアウトリーチ活動の一環として、複数の大学でゲスト講義を行った。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(11 results)