社会的なるものの生態学-イタリアの社会協同組合を軸とした統治と連帯の人類学的研究
Project/Area Number |
14J06944
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Cultural anthropology
|
Research Institution | National Museum of Ethnology |
Principal Investigator |
松嶋 健 国立民族学博物館, 民族社会研究部, 特別研究員(PD)
|
Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
|
Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
Keywords | 文化人類学 / イタリア / 社会協同組合 / 地域精神保健 / 国際情報交換 / 障害者就労 / 移民 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、前年度の調査においてえられたデータや資料を検討し、社会協同組合と公的な精神保健サービスとの連携について分析を加えた。夏期には約1ヶ月間の現地調査を実施した。訪れたのは前年度調査した社会協同組合が中心で、前回よりも長く滞在して聞き取り調査および参与観察を実施するとともに、イタリアの社会協同組合および社会的農業に関する研究資料の収集も行なった。 2014年末に発覚した移民受け入れをめぐるローマの社会協同組合のスキャンダルにより、イタリアのサード・セクターの希望の星であった社会協同組合の立場は危ういものとなり、国の経済危機とあいまって今後どのような方向性を採るべきか、倫理的・社会的な側面と経済的な側面のあいだにどのような折り合いないしはバランスを見つけるのかといったことについて、それぞれの社会協同組合がより明確に方向性を選択せざるをえないような状況になっている。こうしてえられた知見に関して、2015年10月の多文化間精神医学会学術総会での報告「「文化」としてのリカバリー―イタリアにおける社会協同組合の発明とその意義」において発表した。
|
Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(2 results)
Research Products
(14 results)
-
-
-
-
-
[Presentation] 自由であることを学ぶ2015
Author(s)
松嶋健
Organizer
日本デイケア学会
Place of Presentation
大阪国際会議場
Year and Date
2015-10-23 – 2015-10-24
Related Report
Invited
-
-
-
-
-
-
-
-
-