近世中後期和学研究 -真淵学の受容と展開を中心に-
Project/Area Number |
14J07556
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Japanese literature
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
高松 亮太 東京大学, 人文社会系研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2017-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 和学 / 国学 / 賀茂真淵 / 源実朝 / 上田秋成 / 春雨物語 / 林鮒主 / 石川依平 / 金槐和歌集 / 栁園詠草 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、昨年度に引き続き、賀茂真淵や上田秋成、またその周辺の和学者たちの自筆資料や筆写本、奥書資料、書入資料などを調査し、近世中後期における和学者たちの活動を把握することに努めるとともに、特に真淵と秋成を中心として、学問的著作や小説作品を分析し、その位置付けや解釈に新たな知見を加えることに取り組んできた。 調査に赴いた所蔵機関は、上田市立上田図書館(長野県)、京都大学文学研究科図書館(京都府)、朝日町歴史博物館(三重県)、嵐牛蔵美術館、賀茂真淵記念館(以上、静岡県)、石川武美記念図書館、大東急記念文庫(以上、東京都)、名古屋市鶴舞図書館、刈谷市立中央図書館(以上、愛知県)などである。また、受入研究機関の東京大学国文学研究室や東京大学総合図書館でも資料調査を重ねてきた。これらの調査によって、これまで知られなかった賀茂真淵説書入本や遠州の石川依平・内山真龍といった和学者たちの新資料を見出すことができたほか、京都の歌人小沢蘆庵とその門人たちの歌会資料、名古屋の和学者大館高門が京都に滞在していた時期の書簡、上田秋成の自筆資料や写本などを精査することができ、当初計画していた和学者たちの学説継承・知的交流の様相を分析する基盤が整ってきた。 さらに上記の調査を踏まえ、秋成晩年の著作『春雨物語』の一編「目ひとつの神」で展開される歌論について分析した「『春雨物語』「目ひとつの神」の和歌史観」、70点以上が現存する賀茂真淵説書入『金槐和歌集』が広く享受された理由と、真淵による実朝評の推敲過程およびその意義を探った「賀茂真淵の実朝研究」、秋成門人の和学者・狂歌師林鮒主の伝記を綴った「林鮒主年譜稿 ―享和から天保まで―」という3点の論文を発表できたことも本年度の大きな成果であった。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)
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[Presentation] 依平少年の上京2014
Author(s)
高松亮太
Organizer
俳文学会東京例会公開講座
Place of Presentation
掛川市立大東図書館(静岡県掛川市)
Year and Date
2014-08-20
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Invited