Project/Area Number |
14J07927
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Japanese language education
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
張 承姫 関西学院大学, 言語コミュニケーション文化研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2015: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2014: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | ほめ / 会話分析 / 日韓対照研究 / 初対面会話 / 日常会話分析 / ほめの応答 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、以下の5点の研究成果が得られた。 第一に、この1年間の研究成果を論文で報告することを目指し、以下2本の論文を執筆した。一つは、森本郁代先生(関西学院大学)と共同研究として、ほめに対する「そうですか?/そう?」の応答と「否定」の応答を比較するもので、平成28年5月に学会誌に投稿することを目標としている。もう一つ目の論文は、会話分析者である山本真理氏(早稲田大学)と共同研究として、日韓対照研究を行った論文である。今後、共通点と相違点をより明確にし、平成28年7月までには学会誌にて報告を行う予定である。 第二に、韓国語と日本語における自然な日常会話の収集および整理を行った。これまでは、主に日本語の日常会話の収録を行っていたので、比較的に韓国語の日常会話は少なかった。そのため、今年度は韓国語母語話者の協力をいただき、①2人の日常会話場面約3時間、②6~7人の日常会話場面約7時間、③電話会話約5時間、以上の3点の韓国語日常会話のデータが得られた。これらの会話データはすべて書き起こしを行った。 第三に、この1年間の研究成果を、社会言語科学会大会にて研究報告を行い、様々な分野の専門家からコメントを得ることができた。コメントを踏まえた上で、論文執筆を行う予定である。 第四に、エスノメソドロジー・会話分析の専門家である山内裕先生(京都大学)と平本毅先生(京都大学)と共同研究を行い、学会誌に研究報告を行った。この論文は組織科学という学会誌に掲載された。 第五に、平成26年度に研究報告した「相互行為としてのほめとほめの応答―聞き手の焦点ずらしの応答に注目して―」の論文が、第15回社会言語科学会徳川宗賢賞萌芽賞を受賞することができた。このことは、本研究の意義が認められた結果であると考えられる。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)