19世紀のアジアの銀吸収と貿易成長-国際自由港シンガポールの通貨システム-
Project/Area Number |
14J09047
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Economic history
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Research Institution | National Graduate Institute for Policy Studies |
Principal Investigator |
小林 篤史 政策研究大学院大学, 政策研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2017-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2016: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2015: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | アジア貿易 / 銀流通 / シンガポール / 国際中継港 / 世界貿易 / 国際通貨システム |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度の研究計画では、一次資料の収集と英語論文の投稿が課題であった。イギリス・ロンドンの大学(London School of Economics and Political Science, Economic History Department)に客員研究員として所属しながら、以下のように研究を進めた。 ロンドンのブリティッシュライブラリーにおいて、19世紀前半から中葉にかけての英領インドの貿易統計の収集を完遂した。収集した統計資料のうち、ベンガル管区の1800年から1850年にかけてのデータを、外部委託によりエクセルファイルに入力・整理した。19世紀のアジアでも最大の貿易規模を有したインドの銀吸収と貿易成長について、統計的な分析を加えるための基礎データが揃った。 2015年8月3日から7日にかけて京都で開催された第17回 国際経済史会議において2回の研究報告を行った。まずは、会議1日目の博士論文セッションにおいて、19世紀のシンガポールの貿易成長と東南アジア地域経済の発展に関する博士論文の概要を発表した。また会議3日目のセッション(組織者:城山智子)では、19世紀中葉のシンガポールにおける国際銀行の発達に関する研究報告を行った。 昨年度より執筆を進めてきた「Price Fluctuations and Growth Patterns in Singapore’s Trade, 1831-1913」という題目の研究論文を、国際ジャーナルのAustralian Economic History Reviewに投稿し、2016年2月に掲載が受理された。本論文は19世紀のシンガポールの貿易物価指数を作成し、それを用いて実質的な貿易成長率とその成長パターンを解明するというものである。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)