社会的公正を目指す参加型都市デザイン-国際参加型民主主義観測所OIDPに着目して
Project/Area Number |
14J11958
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Town planning/Architectural planning
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
吉田 祐記 東京工業大学, 社会理工学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 都市の民主主義 / 都市間交流 / 市民参加 / OIDP |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の大きな目的は、参加型民主主義を目指すラテンアメリカ・ヨーロッパ諸都市間の都市ネットワークである国際参加型民主主義観測所Observatorio Internacional de la Democracia Participativa(OIDP)の活動や設立プロセスに着目し、社会的公正を目指す参加型都市デザインを模索することにある。前年26年度の東京工業大学博士課程の学位論文の執筆を通じて、ラテンアメリカとヨーロッパの国家的な文脈とは異なる「都市の民主主義」を捉えながら、都市間の交流の形態とその軸となる市民参加型プログラムの特徴を明らかにし、その目的を達成してきた。 平成27年度においては、(1)研究成果を様々な学術機関において発表すること、(2)各都市における参加型プログラムの推進に寄与することを具体的な目標として研究活動を行ってきた。(1)については、日本都市計画学会の学術論文として発表することを予定していたが、情報の妥当性等から見直し、本年2016年に提出する予定である。一方本研究の成果をメキシコ・メトロポリタン自治大学Universidad Autónoma Metropolitanaの論考集として提出している。同論考集は、メキシコシティの参加型プログラムの1つである地区改良コミュニティ・プログラムProgmara Comunitario de Mejoramiento Barrialの推進を目的としており、コミュニティ代表者や研究者、専門家NGOなどにより開催される研究集会(2016年5月)でのフィードバックを受けた後に公刊予定(2016年8月)である。(2)に関しては、特に日本国内の都市を対象とした「都市の民主主義」を動態的に観測し、これを評価し、個々の実践に対して新たな価値を見出していくための実践と基礎的研究を行なってきた。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)