Project/Area Number |
14J12161
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Experimental psychology
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Research Institution | Ibaraki Prefectural University of Health Science |
Principal Investigator |
新國 彰彦 茨城県立医療大学, 保健医療科学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 視知覚 / 意識 / 確信度 / 注意 / 信号検出理論 / 神経科学 |
Outline of Annual Research Achievements |
注意と意識の相同性を、確からしさ(確信度)という観点から問うために、初年度には、確信度の成立過程において、霊長類の共通性を支持する知見を得ている。本年度は、もう一端の標的である注意のコンポーネントへ踏み込んで、検証した。同一の視覚刺激に対し、異なる二つの刺激特徴に着目させ、それぞれの条件から得られる確信度を比較した。その結果、着目させた刺激特徴によって、表出される確信度が、信号検出理論による予測値から逸脱することが判明した。このような現象は、呈示する刺激の種類や、条件間での判別成績の違いにはよらず、観察された。このことは、外界のどのような側面に注意を払うかという能動的プロセスによって、主観評定に反映される情報が左右されることを意味している。以上から,我々の視知覚系は,物理的に同一のボトムアップ情報を受け取ったとしても,トップダウン信号に応じて,質的に異なる情報処理を行い,また,その情報が主観的経験として変換する過程においても,量的に異なる確からしさが付与されていることが推察された。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)