Project/Area Number |
14J12163
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Eating habits
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
福岡 景奈 お茶の水女子大学, 人間文化創成科学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2014: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | 学校給食 / 食べ残し / 栄養教育 / 食育 / 教材 / 児童 / 行動科学 / 評価 |
Outline of Annual Research Achievements |
小学校73校の5年生を対象とした質問紙調査のデータから、児童の食べ残しに関連するセルフエフィカシーが低い場面を検討した。その結果「食事の量が多いとき」に残さず食べる自信が低いことが、食べ残しの予測要因の一つであった。食べ残しを減らすには、児童が残さず食べきれる適量をもらうスキルを身に付ける教育が必要だと示唆された[Abe(報告者旧姓), Akamatsu, Health Education Journal, 74(1)]。 小学校8校の5年生を対象に行った質問紙調査のデータから、食事の量が多いときでも残さず食べる児童の特徴を検討した。その結果、食事の量が多いときでも残さず食べる児童は、普段から食べ残しをせず、「食事の量が多くても残さず食べなければいけない」「人に作ってもらった料理は残さず食べなければいけない」と思っていた[福岡、赤松、第23回日本健康教育学会学術大会]。 自分に合った量の食事をもらうスキルを身につける給食指導教材を開発し、その実施可能性を検討した。教材は、適量の食事をもらうための知識とスキルを身につけることをねらいとし、指導案と絵カードから成る。公立小8校の5年生を対象に、各校の栄養士が指導を行った。学級担任と栄養士には各々自記式質問紙調査を行った結果、教材を用いた指導は概ね実施可能であったが、授業者用の指導の手引きの作成、一部イラストの修正を行うとともに、児童の実態に応じて実施時間や対象学年を検討する必要があることが示された[福岡、赤松、第61回日本栄養改善学会学術総会]。さらに、健康教育と学校教育の評価には相違点があるため[福岡、赤松、日本健康教育学会誌、22(3)]、本教材の評価方法についても検討・改善が必要である。以上を踏まえ、26年度末までに教材の改善を進めている。なお、研究協力校に対しては、質問紙調査および残菜調査の結果報告書を作成し、報告を行った。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)