機能オントロジーに基づく設計・製造知識コンテンツ管理と活用
Project/Area Number |
15017255
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
溝口 理一郎 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (20116106)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
角 薫 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (20332752)
来村 徳信 大阪大学, 産業科学研究所, 助教授 (20252710)
池田 満 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 教授 (80212786)
古崎 晃司 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (00362624)
|
Project Period (FY) |
2003
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
|
Budget Amount *help |
¥5,100,000 (Direct Cost: ¥5,100,000)
Fiscal Year 2003: ¥5,100,000 (Direct Cost: ¥5,100,000)
|
Keywords | 情報学 / セマンティックウェブ / オントロジー / 知識共有 / メタデータ |
Research Abstract |
本研究では,Webコンテンツの中から設計・製造に役立つ機能的な知識に焦点を絞り,共有可能な設計知識コンテンツの記述(生産)・活用環境を概念設計することを目的とした.コンテンツに意味的基盤を与える概念体系(オントロジー)を構築することで,設計・製造用の概念レベルのWebコンテンツにおける機能的概念の不均一性と観点への依存性を緩和することを目指した.特に,設計の結果を表す設計図などには明示的に記述されず,自然言語文でアドホックに記述されている設計者の意図(設計意図と呼ばれる)を表す「機能的知識」の共有を促進することを目指した. まず,昨年度までの研究成果に基づいて,オントロジー構築・利用環境を拡張し,オントロジーベースのXMLタグの構築支援環境の実装を進めた.また,この環境上で,ここまでで得られたXMLタグの諸性質を考慮しつつ機能オントロジーに基づいて,生産技術者が持つ知識の記述に必要なXMLタグセットを構築した.特に,生産現場では一つの設備に関する評価・検討は様々な観点から行われるため,その際に必要なさまざまな種類の知識を統合することを目指して,不具合と機能の関連に関する知識モデルに基づいて,それを表現するXMLダグセットを開発した.これらのタグを用いた記述された知識は設計図などの背後に隠されている設計意図情報を表現するメタデータであるとみなすことができる.さらに,このモデルを知識利用者の視点に合わせて必要な部分を動的に表示すことで,タグ付けされた知識の活用を促進する枠組みを構築した.
|
Report
(1 results)
Research Products
(4 results)