論理的思考力や創造性を育み真の豊かな科学的素養を培う教科横断的科学実験教材の開発
Project/Area Number |
15020246
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
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Research Institution | Naruto University of Education |
Principal Investigator |
今倉 康宏 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (10112640)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齋藤 昇 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (60221256)
佐藤 勝幸 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (80187179)
早藤 幸隆 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助手 (40325303)
曽根 直人 鳴門教育大学, 情報処理センター, 助教授 (70263879)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥6,300,000 (Direct Cost: ¥6,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2003: ¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
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Keywords | 教科横断的科学実験教材 / 連携協力の教育体系や枠組みの構築 / 構造解析 / 情報教育 / 遠隔教育教材 / 簡易比色計の組み立て / 実践教育 / 染色科学 |
Research Abstract |
○異分野を効果的に関連・融合させた広領域型の教科横断的な科学実験教材の開発 身近な素材(藍,ビワ,アゾ化合物,酸化チタン)を用いた4種類の六段階からなる広領域型の科学実験教材の開発:第一段階:情報教育-情報収集(地歴・歴史・文化,実験のマップづくり);第二段階:化学領域-物質の確認,有機・錯体・機器分析(科学の技術・知識・探究心),環境教育(紙を用いた簡易比色計の組み立て);第三段階:家庭科・医学領域-染色・調理・食品;第四段階:物理領域-電気・色の原理・光エネルギー;第五段階:生物・農業領域-ビワと藍の栽培技術;第六段階:総括(国語・社会)領域-討論・レポート作成・授業評価・自己評価 ○開発した科学教材を改良し,教師と連携構築をはかりながら教育効果の高い実践を推進 (1)Science Discovery 身近な色素の科学を学ぶ:実施校:SSH指定校(徳島県立城南高等学校)。第一回(1日間):「藍」を課題とする科学実験教材を改良し,化学系コース30名の生徒に出前科学実験講座を実施。第二回(2日間):「アゾ化合物」を課題とする科学実験教材を改良し,化学系コース40名の生徒に出前科学実験講座を実施。キャリア教育 (2)環境教育を目指した簡易比色計の試作とその応用:理科教員の10年経験者研修の実施。内容:簡易比色計の組み立て,大気・水質汚染度の定量分析と浄化(酸化チタン・活性炭),まとめ。 (3)光と色とDNAの神秘を探究する科学実験研究の体験(SPPプロジェクト):理系を目指した理数科コース60名の高校生を対象に実施。新聞・NHKテレビ・ラジオなどで高い評価を得た。 ○教師教育・連携の教育体系と枠組みの構築 (1)教育連携体系と大学・学校・地域間の連携協力体制の充実:徳島県教育委員会と徳島県内5大学間の3分野(大学・学校間連携,教員養成・研修,生涯学習ネットワーク)からなる連絡協議会の設置。高大・教育内容接続のための高大職員(国・理・数学)による情報交換会の実施予定。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)