アニメーション教材のインターネット公開による生命科学への誘い
Project/Area Number |
15020258
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
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Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
渡辺 淳 関西医科大学, 医学部, 助教授 (40148557)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 久夫 関西医科大学, 医学部, 教授 (00142373)
灰田 宗孝 東海大学, 医学部, 教授 (20208408)
原 臣司 藤田保険衛生大学短期大学, 教授 (90269671)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥7,000,000 (Direct Cost: ¥7,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
Fiscal Year 2003: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
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Keywords | アニメーション / 生命科学 / Web / 教材 / 能動学習 / 転写 / 血球形成 / 環境 / アレルギー / 循環 |
Research Abstract |
平成15年度に作成し、試験公開サイト(http://www3.kmu.ac.jp/anat1/)に公開して学生ボランティアおよび利用者による教材の評価と問題点の抽出、改善意見の収集(レビュー)をおこなってきた教材、および今年度作成した教材について、平成16年6月より順次、関西医科大学の画像配信サーバ(http://image2.kmu.ac.jp/risu/)から、インターネットに公開した。平成17年3月27日までに公開した教材は「循環」、「アレルギー」、「補体」、「転写制御とタンパク合成」、「細胞の構造と機能」、「血球の形成」などである。同時に教材の配信環境および受信環境のセキュリティーを含む問題点の洗い出しとその対策についても検討を進め、その結果をもとに16年8月から教材のダウンロードサービスを開始した。また、どのように利用されているかを調べることで利用価値の高い教材の条件を明らかにすることを目的として、教材の利用動向の解析をおこなった。 教材の利用者と利用のされかたは、「夏休みの宿題」(中学)、「文化祭での展示」(高校)、試験勉強・レポート作成(大学)、院内研修(医療関係者)、TV番組への利用(マスコミ)、学会のシンポジウムなど、様々である。利用に関しては、教材を完成品としてそのまま利用することよりも、教育や学習の「素材」として用いる場合の方が問題発見/解決型学習に有効であることがあきらかとなり、動画/静止画素材を充実させてゆくことの重要性が示された。これらの結果をもとに、一部の教材について改良をおこなった。 本研究により、画像・アニメーションを用いた生命科学教材が学習者の興味を誘導すること、およびインターネットを活用した教材のユビキタス化が自学自習に対して強力な支援効果を示すことがあきらかとなった。また、利用者の意見・感想などから、本研究で作成した教材が「学校教育の範囲を越えた事項について問題点を発見してしまった、または興味を抱いてしまった生徒」について、セーフティーネットまたは補完の役割をも果たしていることがわかってきた。また、公開教材の一部は平成16年度から高校生物の副読本に収載された。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)