ニオブ基合金に対する耐酸化性コーティング皮膜の形成
Project/Area Number |
15206078
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Material processing/treatments
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
成田 敏夫 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60001252)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 重成 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (10321960)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥31,460,000 (Direct Cost: ¥24,200,000、Indirect Cost: ¥7,260,000)
Fiscal Year 2004: ¥9,230,000 (Direct Cost: ¥7,100,000、Indirect Cost: ¥2,130,000)
Fiscal Year 2003: ¥22,230,000 (Direct Cost: ¥17,100,000、Indirect Cost: ¥5,130,000)
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Keywords | No基合金 / コーティング / 拡散バリヤ / Re-Cr-Ni系σ相 / Cr拡散処理 / 高Re-Ni合金めっき / 保護的A1203 / コーティング層の破壊 / Nb基合金 |
Research Abstract |
Nb基合金に耐酸化性を付与するため、本研究者が開発したRe基合金を拡散バリヤーとし、Ni-Al合金をAlリザバーとする複層コーティングの開発を進めている。今までに、高Re-Ni合金をNb基合金表面に均一に、薄く形成するプロセスを開発し、Cr蒸気拡散処理により、Re-Cr-Ni系拡散バリヤーの形成に成功した。続いて、Niメッキ後Al蒸気拡散処理により、NiAl被膜を形成した。 この複層コーティングを施したNb基合金の耐酸化性について調査実験を進めている。その結果、1150℃までは優れた耐酸化性を示すのに対して、1200℃以上では酸化途中にブレークアウエー現象を示すことが明らかとなった。この原因について種々調査した結果、Re-Niめっき中のNiがNb合金側に拡散し、NbまたはHfと合金化して溶融することが推定され、EPMAで濃度分析した結果、状態図上の液相に達することが明らかとなった。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)