組織工学的アプローチによる新規バイオミメティック組織デバイス開発の現状と課題
Project/Area Number |
15630007
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Biomedical engineering/Biological material science
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
高木 睦 大阪大学, 生物工学国際交流センター, 助教授 (20263212)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寺田 聡 福井大学, 工学部, 助手 (60311685)
上平 正道 名古屋大学, 工学研究科, 助教授 (40202022)
酒井 康行 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (00235128)
黒澤 尋 山梨大学, 工学部, 助教授 (10225295)
山地 秀樹 神戸大学, 工学部, 助手 (40283874)
|
Project Period (FY) |
2003
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
|
Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2003: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
|
Keywords | 再生医療 / アメリカ合衆国 / 細胞培養工学 / 組織工学 / バイオミメティックス / デバイス / マテリアル / 足場 |
Research Abstract |
ハイブリッド型人工臓器を含めた再生医療分野は、細胞を加工するTissue Engineeringなどの技術を用いて加工した細胞そのものを医薬品のようにもちいる分野であり、そのために特に高度な安全性が求められるため産業応用も特に困難である。これに対して、動物およびヒト細胞培養を活用できる産業分野として再生医療以外には、大量培養による医薬生産、薬物や環境因子などの人体代替評価システムなどが考えられている。前者にも安全性が求められるがその基準はほぼ確立されており産業化にも取り組みやすい。また後者の代替評価システムには高度な機能は要求されるが安全性という意味ではハードルが低い。したがってこれら2者は再生医療に比べて技術の産業応用がしやすい。しかし、その反面、自然にある組織をそのままの原理で再生するのとは異なった種々の工学的工夫が必要であり、生物工学者に課せられた役割は重い。 そこで本研究では、これら工学研究分野における今後の課題解決のヒントとすべく、研究の現状を概観することとした。すなわち、(1)2003年3月に米国で開催されたETG2003学会(The 6^<th> annual Engineering Tissue Growth International Conference & Exposition)における発表から抽出した組織培養に関わるホットな話題、(2)2003年10月に米国で開催されたマイクロTAS (The 7th International Conference on Micro Total Analysis Systems (October 5-9,2003,Squaw Valley, California USA))学会におけるバイオミメティックデバイス分野の研究発表に関連した調査結果、および(3)細胞足場としての高機能マテリアルの最新研究成果をまとめた。
|
Report
(1 results)
Research Products
(1 results)