Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸山 久一 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (30126479)
魚本 健人 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80114396)
上田 多門 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (00151796)
河野 広隆 独立行政法人土木研究所, 主席研究員 (80344018)
宮川 豊章 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80093318)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2003: ¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
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Research Abstract |
コンクリート構造物用基準の新たな体系の構築を目的として,土木学会コンクリート標準示方書に対して全体の合意事項としての提言と各研究分担者の提言とを行った.合意事項としての提言は以下のとおりである. 1.2部構成の導入 いわゆる示方書(原則と性能照査法)とマニュアルの2部構成とする.前者はコードライター用で,後者が現場技術者用である.マニュアルの性格は,各編で異なる.例えば,(構造)設計編では,設計例のようなものである. 2.共通編(原則編)の導入 共通編(原則編)のように,各編に共通的に必要な,もしくは,原則的な内容を記した編を新たに導入する.共通編はダム編,舗装編も対象とする. 3.各編の構成 (構造)設計編、材料施工編,維持管理編,ダム編,舗装編,規準編とする.ただし,これらの名称は仮称である. 4.作用に関する記述の拡充 他の分野の成果を待つのではなく,他の分野との連携を積極的に視野に入れながら,作用に関する,特に作用の決め方に関する記述の拡充を図る.他の分野の人には,コンクリート構造物側として何が必要なのかを示す. 5.改定作業工程の改善 原稿完成後,一定期間社会から公に意見を求める期間を置くとともに,その間に設計例を作成する. 全ての編を同時に発刊するのではなく,例えば,毎年1編ずつなどのように,発刊時期をずらす.
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