Project/Area Number |
15653066
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Sociology of education
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
三輪 壽二 茨城大学, 教育学部, 助教授 (00334003)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
生越 達 茨城大学, 教育学部, 教授 (80241735)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2005: ¥200,000 (Direct Cost: ¥200,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | 学校文化 / 生徒文化 / 教師文化 / 不登校 / 教育臨床的課題 / 教育臨床 / 教員文化 |
Research Abstract |
平成17年度の研究成果を述べる。A県内の中学生240名を対象(1〜3年生)として、生徒文化に関する三つの質問紙を作成した。(1)生徒文化質問紙を作成した。生徒にとって学校のどのような側面が重視されているかを検討するための質問紙である。16項目の質問項目を作り、回答を得た。因子分析(主成分分析・プロマックス回転)の結果、不良項目として4項目を除外し、12項目からなる質問紙となった。「伝統性」、「教師像」、「規範」の3因子が見いだされた。信頼性係数(α係数)は、全体が0.702、「伝統性」因子が0.759、「教師像」因子は0.761、「規範」因子が0.756であり、十分な内的整合性が確かめられた。(2)児童・生徒が自分の暮らす地域にどれくらい愛着をもっているかを調べるために、地域志向性質問紙を作成した。8項目の質問項目を用意し、回答を得た。主因子法による因子分析の結果、1因子構造が確認され、不良項目として1項目を除外して、7項目からなる一次元の地域志向性質問紙を作成した。信頼性係数(α係数)は0.77であり、十分な内的整合性が確かめられた。(3)生徒間凝集性尺度を作成した。異学年・同学年を混在化させた生徒間全体の凝集性を測定するための尺度である。12項目の質問項目を用意し、回答を得た。因子分析(主因子法)によって1因子構造を確認し、不良項目を削除して10項目の尺度を作成した。信頼性係数(α係数)は0.739で、十分な内的整合性が確かめられた。いずれも、項目採用の際、固有値1以上、負荷量0.35以上で、複数因子にまたがらないことを基準とした。
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