バイオマテリアルを用いた機能性ゲルの作成とその物性の検討
Project/Area Number |
15655080
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Polymer/Textile materials
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Research Institution | Japan Advanced Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
大木 進野 北陸先端科学技術大学院大学, ナノマテリアルテクノロジーセンター, 助教授 (70250420)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
島原 秀登 北陸先端科学技術大学院大学, ナノマテリアルテクノロジーセンター, 助手 (40313704)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | バイオマテリアル / ゲル / 多機能 |
Research Abstract |
βγクリスタリンスーパーファミリーに属するタンパク質AFP1は,放線菌が分泌するキチン結合タンパク質で,抗菌活性を持っている.我々は,このタンパク質を比較的高濃度の水溶液にした場合,低温でゲル化することを見いだした.この性質を利用してバイオマテリアルを用いたゲルを作成することとその物性を検討することが本研究の目的である. 15年度は,大腸菌を利用したAFP1の大量発現系の構築,目的タンパク質の発現・精製方法の確立を行った.16年度は,これを用いて目的タンパク質の発現・精製が自由に行えるようになった.17年度には,類似の立体構造を有すると予想される新規タンパク質に関して,ハイダラバード(インド)の細胞分子生物学研究所の研究グループから共同研究の依頼を受けた.このタンパク質に関しても発現系を確立し精製方法を検討した. いずれの目的タンパク質に関しても充分量調製できるようになった.さらに,これら試料タンパク質のゲル化条件の検討を行った.その結果,ゲル化に際して濃度依存性があり,高濃度であればあるほどより高温に於いてもゲル化することが明らかとなった.また,このゲル化が温度に依存した可逆的な反応であり,溶液状態に戻したタンパク質が機能を発現する立体構造を保持していることもNMRスペクトルを測定した結果から明らかになった.現在はこの研究を発展させ,各種タンパク質における熱安定性の因子を探るべくバイオインフォマティクス研究を行っている.これと同時に,統計学データを裏付けする変異体実験も行っている.
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)