楕円変調方式の提案および実用化を目指した多角的研究
Project/Area Number |
15656094
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Communication/Network engineering
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
嶋本 薫 早稲田大学, 大学院・国際情報通信研究科, 教授 (80235639)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
Fiscal Year 2004: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2003: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
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Keywords | 変復調 / 通信方式 / 信号処理 |
Research Abstract |
本研究は楕円を用いた新しい変調方式を提案するものであるが、本研究期間内での成果として振幅、周波数、位相の各次元における楕円の変調方式を具体的なパラメータを用いて実現し、その性能評価を行った。まず長軸固定モードにおける、軸角度に基づく各種変調方式の確立、離心率の変化に基づく変調方式の確立と、位相変調との組み合わせであるEPSK方式を提案、構築を行い、各方式に関してはDSPによる実波形の生成、復調、周波数スペクトラムの測定、BER特性取得などを行った。 具体的には、長軸固定モード、長軸回転モードにおける波形の導出は楕円信号処理装置、ならびに楕円信号処理システムで行いその基礎特性を取得した。長軸固定モードでは、オフセット長軸角度と離心率の組み合わせで各種伝送情報を表現した他、更に、振幅、位相、周波数での変調を組み合わせて、その特性を周波数スペクトラムの観点と、BER特性の観点で性能評価を行った。位相変調との組み合わせであるEPSK(Elliptical Phase Shift Keying)では4array,8arrayでの位相楕円変調方式を提案し、その特性を解析したほか、DS-CDMAとの組み合わせなど、様々な切り口で評価を行った。理論解析結果より従来方式と比べて信号対雑音特性など、高い性能が得られることが明らかになった。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)