Project/Area Number |
15657046
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Cell biology
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
中山 和久 京都大学, 薬学研究科, 教授 (40192679)
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Project Period (FY) |
2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2003: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
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Keywords | GGA / ARF / X線結晶構造解析 / 小胞輸送 / ARF-GEF / アダプター / GATドメイン / ユビキチン |
Research Abstract |
低分子量GTP結合蛋白質ARFは,オルガネラ間の蛋白質輸送を行う輸送小胞の形成を調節する。細胞質に不活性なGDP結合型で存在するARFは,グアニンヌクレオチド交換因子(ARF-GEF)により活性を有するGTP型になるとオルガネラ膜に結合する。その部位にCOPIやAP-1などのコート蛋白質複合体が結合して輸送小胞の形成が始まる。次に,形成された輸送小胞上のGTP型ARFにGTPase活性化蛋白質(ARF-GAP)が作用してGTPがGDPへと加水分解され,ARFとともにコート蛋白質が小胞膜から遊離する。この裸の輸送小胞が標的オルガネラ膜に融合し,蛋白質輸送が完了する。つまり,細胞内小胞輸送はARF-GEFによるARFのGTP型への変換とARF-GAPによるGDP型への変換により調節されている。最近,ARFと結合して小胞輸送を調節する蛋白質GGAを同定し,GGA分子の中央にあるGATドメインがGTP結合型ARFとの特異的な結合に関与することを示した。そこで本研究では,このGATドメインとARFの結合機構について調べた。 1.GGA1のGATドメインとGTP結合型のARFとの相互作用について,GATドメインの種々の変異体を作製し,相互作用の詳細を明らかにした。また,GATドメインのX線結晶構造解析を行い,その立体構造を明らかにした。 2.この研究の過程で、GATドメインがユビキチンと結合することを発見した。さらに、ARFはGATのN末端側のサブドメインに、ユビキチンはC末端側のサブドメインに結合することを明らかにした。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)