新規蛋白質ARPPを指標とする横紋筋肉腫ならびに各種筋疾患の血清診断法の開発
Project/Area Number |
15659085
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Human pathology
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
井藤 久雄 国立大学法人鳥取大学, 医学部, 教授 (60127610)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
守山 正胤 国立大学法人大分大学, 医学部, 教授 (90239707)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | ARPP / 骨格筋 / 筋ジストロフィー / 横紋筋肉腫 / CARP |
Research Abstract |
我々は本研究で横紋筋肉腫で高発現する新規蛋白質ARPPを血液中で検出するためのELISAキットを開発した。捕捉抗体として我々が作製したマウス抗ヒトARPPモノクローナル抗体を96穴プレートに固相化し、ブロッキング後、固相化抗体と標準試料あるいは試料で第一反応した。標準試料にはGST/ヒトARPPリコンビナント融合タンパク0,0.16,0.8,4,20,100,500,2500ng/mlを、試料にはCOS-1細胞株とCHO細胞株の溶解液、およびヒトARPPを人為的に一過性強制発現させたCOS-1細胞株とCHO細胞株の細胞溶解液を用いた。反応後、検出抗体としてウサギ抗ヒトARPP抗体で第二反応、さらにHRP標識ヤギ抗ウサギ抗体で第三反応を行い、HRP活性をマイクロプレートリーダーで測定した。今回構築したヒトARPP ELISAのシステムでは、少なくとも0.16ng/mlのヒトARPPを検出する事が可能であった。また、ヒトARPPを一過性に強制発現させたCOS-1細胞株およびCHO細胞株の細胞溶解液のみにHRP活性がみられ、ヒトARPP特異的に反応することが証明された。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)