新規シグナル分子単離を目指した遺伝学的スクリーニング法の開発
Project/Area Number |
15659118
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
黒崎 知博 関西医科大学, 医学部, 教授 (50178125)
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Project Period (FY) |
2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2003: ¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
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Keywords | 劣性遺伝子 / DT40 / 変異 / アッセイ系 / GFP遺伝子 / ノックイン |
Research Abstract |
哺乳類細胞の場合、劣性遺伝子を単離したい時、多くの遺伝子がdiploidで存在することが障害になる。このため、既にchickenDT40細胞において、chromosomeのcetromere,telemere周辺の遺伝子配列は決定されているので、相同組換えを利用してある特定のchromosome(chickenには5本存在する)の長腕、短腕を特異的にdeletionすることが可能である。既にこの方法を用いてchickenに存在するchromosomeの1、2、3のdeletion作成した。 次にchromosome dessectionにより、1、2、3のchromosomeのgenomic bank (約20-50kb/clone)をつくり、その際in vitroで化学変異源を用いそれぞれのgenomic cloneに変異をいれると同時に哺乳類薬剤markerであるneo遺伝子を導入した。 一方、DT40細胞のアッセイ系をGFPで光学的に容易に検出できるようシステムを構築した。Bcl-2遺伝子は、NF-KB径路により強く制御されているので、Bcl-2遺伝子プロモーター領域にGFP遺伝子をノックインの方法を用いて導入した。実際、NF-KB径路を活性化するシグナルをこの細胞に加えるとGFPの顕著な上昇が認められ、システムとして用いることができることを判明した。 又、このBcl-2/GFPを導入したDT40細胞を用いて、変異を導入し、かつneo遺伝子を導入したgenomic bankをトランスフェクションして約1000個のクローンを得た。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)