ラジオ波焼灼療法と樹状細胞移植を併用する新しい悪性腫瘍の集学的治療法の開発
Project/Area Number |
15659280
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Radiation science
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
黒田 昌宏 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教授 (50225306)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥100,000 (Direct Cost: ¥100,000)
Fiscal Year 2004: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2003: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
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Keywords | RFA / 樹状細胞移植 / FSa-II / HSP / マウス / Scidマウス / C3H / Heマウス / C3H-HeNマウス |
Research Abstract |
1 マウスに腫瘍細胞FSa-IIに蛍光蛋白enhanced green fluorescent protein (EGFP)を遺伝子導入して細胞株FSa-IIFを作製した。FSa-IIFは、Scidマウス、C3Hマウスに容易に移植腫瘍を形成した。 2 細胞株FSa-IIを用いて加温後のHSP70発現をインビトロレベルでウェスタンブロットを用いて検討した。45度までの加温では、加温後細胞内にHSP70が増加した。 3 新開発した三次元温度分布表示用ファントムを用いて、刺入型アプリケータによる0.5wattでのRF加温を行った。刺入型アプリケータ近傍には45度以上の高温域が出現し、その周囲には45度以下の低温域が存在した。 4 C3Hマウスに細胞株FSa-IIを移植し、刺入型アプリケータによる0.5watt、5分間のRF加温を行った。TG50値を算出できるマウス数での検討はいまだ完了していないが、無処置、RF加温単独、樹状細胞移植単独、樹状細胞移植併用RF加温の群に分けて処理後腫瘍の大きさを観察し、無処置、樹状細胞移植単独と比して、RF加温群、さらに樹状細胞移植RF加温併用では強い増殖遅延傾向が観察され、ひきつづきインビボでの検討を続ける予定である。
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Report
(3 results)
Research Products
(7 results)