Project/Area Number |
15700113
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Media informatics/Database
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Research Institution | Osaka Institute of Technology |
Principal Investigator |
橋本 渉 大阪工業大学, 情報科学部, 講師 (80323278)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2003: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | 没入型ディスプレイ / 可搬型 / 凸面鏡 / 可動型 |
Research Abstract |
持ち運びが容易な没入型ディスプレイ環境として,普通の壁面に映像を投影することの可能な投影環境の開発をおこなった.本環境の特徴は以下の2点である. ・映像を凸面鏡で反射させる 可搬性の高いディスプレイ環境として,映像を普通の壁面に投影する.このとき,凹凸のある壁面に投影すると映像のフォーカスが合わないなどの問題を引き起こす.そこでプロジェクタ映像を凸面鏡で反射させ,焦点深度を大きくする方法をとる.これによりフォーカスが合いやすくなるだけでなく,狭い空間で広い範囲に映像を投影することが可能となる. ・観察用カメラによって歪み補償をする 凸面鏡で映像を拡散させると,投影映像にひずみが生じる.また,壁面の形状によっても像の歪みが生じる.これらの歪みを同時に解決するため,カメラによって実際の投影状態を取り込み,その状態に応じて歪み補償された映像を生成する. これらの特徴を備えるような環境を実際に試作したところ,観察用カメラによる補正によって,正常な見えの映像が呈示できていることを確認している.これらの成果は[1]において報告している. [1]橋本,吉田:凸面鏡を用いた可搬型没入ディスプレイ環境,日本VR学会,pp.365-368,2004
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)