筋肥大抑制遺伝子(myostatin)は加齢にともなう筋萎縮を誘導するか?
Project/Area Number |
15700423
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Sports science
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
佐久間 邦弘 京都府立医科大学, 医学研究科, 助手 (60291176)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | follistatin / myostatin / 加齢 / 骨格筋 / Smad3 / 筋肥大抑制遺伝子 / 筋肉 |
Research Abstract |
加齢にともない筋細胞が萎縮、脱落するために、筋力が著しく衰える。この老化にともなう筋萎縮に筋肥大抑制遺伝子(myostatin)が関与しているかどうかについて我々は研究を進めている。今年度は、骨格筋内のmyostatin、その下流で働くSmad3、ならびにmyostatinの働きを抑制するfollistatinのmRNA発現量が加齢にともない変化するかどうかについてRT-PCR法により調べた。実験には生後3ヶ月齢と24ヶ月齢のC57 Black/6J系雄マウスを用い、各マウスから大腿四頭筋と上腕三頭筋を摘出した。RNAの抽出はセパゾール(ナカライ)により行い、各バンドを定量するためのコントロールとして18SのリボゾーマルRNAを用いた。3ヶ月齢マウスの大腿四頭筋においてfollistatin、myostatinおよびSmad3のmRNAが確認できたが、加齢による有意な変化はみられなかった。一方、上腕三頭筋では、加齢にともないfollistatin mRNAが有意に減少し、myostatinとSmad3のmRNA発現量には有意な変化がみられなかった。これに対してmyostatinにより発現が調節されるMyoD(筋分化促進因子)は、両方の筋において加齢にともない著しく増加した。以上のことから、上腕三頭筋ではmyostatinの働きを抑制するfollistatinが少なくなることで、結果的にmyostatinが筋萎縮を誘導する可能性が示唆された。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)