映像メディアおよび3次元CGを用いたWBT対応科学教材の開発
Project/Area Number |
15700500
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Science education
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Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
江見 圭司 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 講師 (10339989)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | ウェブ3D / MathML / e-ラーニング / コミュニケーションシステム / 研究支援 / 科学教育 / Web3D / e-school |
Research Abstract |
これまでウェブベーストトレーニング(WBT)またはe-ラーニングと呼ばれているものは多人数を指向するものばかりである,しかも講義専用である。研究機関やIT業界では「学習」という行為は日常的に行われる。日々新しい技術や論文が生産されており,そのうえで研究やプロジェクトを進めなければならない。ベテランの研究員や技術者でも日々学習の毎日である。新人の教育もしなければならない。問題は,対象となる知識が専門的で,対象者数が少ないことである。加えて,「学習すること」が仕事ではなく,「研究成果をあげる」ことや「プロジェクトを遂行すること」が目的である。 このように考えると,申請者の制作したシステムはプロジェクトの遂行を支援しながら,その遂行の過程で学習していくといった新しい形のe-Learningシステムである。研究室と実験室が離れていても,ウェブカメラで確認しながら実験したり議論したりできる。このように研究を支援するためのコミュニケーションシステムをつくり,その中で研究プロジェクトのためのe-ラーニング機能も持たせるようにすることを考慮している。 もうひとつ重要なことは,数式を多用する場合,ウェブ上で数式の表示に関する本格的なシステムが少ない。ここでは申請者はMathMLというタグでいろいろとコンテンツ開発なども行ってきたが,MathMLは手入力でできるような簡単なタグではない。入力支援ソフトはいくつかあっても,日本語と数式の混在には対応しない。そこで,MathMLを容易に入力できてしかも日本語入力にも対応したチャットや掲示板などのプロトタイプを制作した。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)