社会科での統計資料の活用を目的としたデータベースと教材ソフトウェアの開発
Project/Area Number |
15700527
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
|
Research Institution | Shikoku University |
Principal Investigator |
武市 泰彦 四国大学, 生活科学部, 講師 (40279112)
|
Project Period (FY) |
2003 – 2004
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
|
Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2003: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
|
Keywords | 社会科 / 統計資料 / データベース / 教材 / インターネット |
Research Abstract |
平成15年度に検討した社会科での統計資料に必要とされる要件に基づいて、主要な農産物の生産と消費に関する統計資料の活用を目的とした学習用ソフトウェアの開発と、インターネットを介して利用できるデータベースの開発を行い、評価を加えた。 ソフトウェアとデータベースの開発については、以下の4点を行った。 (1)リレーショナルデータベースとウェブサーバーを用い、統計情報を提供し、また、児童が調べたデータを登録することが可能な情報サーバーの構築。 (2)青果物の産地・消費地情報を扱うための47都道府県のマップデータ,グラフ,操作用ボタンツールを組み合わせた配布用学習ソフトウェアの開発。 (3)以下の機能を実装するCGIプログラム群の開発。 (a)インターネット上で提供される他のデータベースサービスからのデータの取得。 (b)「食料品マップをつくる」学習を通して児童が取得したデータを、学習ソフトウェアを用い児童自身が登録する機能 (c)学習ソフトウェアを用いた農産物の生産と消費、また、生産量、消費量の検索機能。 (d)児童が登録したデータの管理とパブリッシングの自動化。 (4)学習ソフトウェアの再設計と,インタフェースの改良。 (5)学習ソフトウェアのテキストと情報サーバーの利用マニュアルの作成。 運用後,収集したデータをもとに,(1)学習素材として特定の学習場面で利用可能なデータベースの適合とその選択要件,(2)テレ・コミュニケーションが介在しない非同期的な遠隔共同学習の可能性,(3)児童が統計資料を活用する能力とデータベース操作のインタフェースの適切性,以上の3点を中心にシステム全体の評価を行った。
|
Report
(2 results)
Research Products
(2 results)