20世紀前半期における<文学青年>の社会的形成過程とその表象
Project/Area Number |
15720031
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Japanese literature
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Research Institution | Kyoto University of Education (2004-2005) University of Tsukuba (2003) |
Principal Investigator |
日比 嘉高 京都教育大学, 教育学部, 講師 (80334019)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2005: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2004: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2003: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 文学青年 / 日系移民 / アメリカ移民 / 日本語新聞 / 移民文学 / 日本語文学 / 日米関係 / 明治青年 / 保坂帰一 / 翁久允 |
Research Abstract |
本年度は3年間の研究期間のまとめに当たり、そのことを念頭に置きつつ、次の研究課題への課題も意識しながら研究を展開した。前年度まで進めてきた研究により、日系アメリカ移民における文学およびその担い手たる文学青年たちのあり方が、興味深い課題であり、また本研究全体の射程をさらに拡張してゆける材料であることが判明していた。そこで本年度はそれをふまえ、日本国内における文学青年の形成過程と、移民送出の動機付けがどのように関連しているのかを調査した。一般的な概況をふまえつつ、とりわけ翁久允と永井荷風の場合について個別事例として掘り下げた。さらに、北米文壇の形成と当地における日本語環境の整備がどのような関係にあるのかを、書物の流通-とりわけ日本人街の初手起点の役割を追跡しながら分析した。以上の研究成果は、「11.研究発表」に記載した永井荷風の『あめりか物語』論のほか、次の研究会でも報告を行っている。「Intertwined Branches : Issei and Japanese Literature」(The 2005 Annual Meeting of the Association for Asian American Studies)、「日本文学」の範囲とは?-日系アメリカ移民の日本語文学から考える」(2005年度京都教育大学国文学会)、「サンフランシスコの日本語空間 一世文学の成立基盤を考える」(マイグレーション研究会2005年度第3回例会)。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)