情報通信産業の競争・規制の理論・実証研究:ユニバーサル・サービス政策を中心に
Project/Area Number |
15730133
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Economic policy
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
依田 高典 京都大学, 経済学研究科, 助教授 (60278794)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | ブロードバンド / FTTH / 離散的選択モデル / ロジット・モデル / 第三世代携帯電話 / IP電話 / コンジョイント分析 / 離散的選択 / 入れ子ロジット / 需要価格弾力性 / 市場画定 |
Research Abstract |
研究実施計画に沿って次のような研究を実施した。 (1)日本のFTTHサービスの需要調査のアンケート調査表の作成 日本のFTTHサービスの需要動向を分析するために、インターネットWeb上で、ランダム・サンプリング調査を実施します。そのために何度も予備的なプレテストを実施しなければなりません。そこで、FTTHサービスの需要動向に関するアンケート調査票を作成しました。 (2)日本のFTTHサービスのアンケート調査の実施 作成された調査票を基にWebアンケートを実施しました。アンケートの規模は「RP(顕示選好)」の分析用に2000サンプル程度、「SP(表明選好)」の分析用に200サンプル程度が必要です。このアンケート結果を基に、日本のBBサービスの需要動向を計量経済学的に分析しました。 (3)日本のFTTHサービスの需要動向の計量経済学的分析 消費者の実際の選択から得られるRP分析と消費者の仮想的な選択から得られるSP分析を併せて実施しました。その際、計量経済ソフトを用いて、離散的選択モデル(入れ子ロジット・モデルなど)で日本のFTTHサービスの需要動向を解析しました。 以上の分析を通じて、日本のFTTHサービスの需要構造を明らかにし、ユニバーサル・サービス政策に関して積極的に提言を行いました。
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Report
(3 results)
Research Products
(17 results)