高エネルギーコライダーにおける超対称性模型の現象論的研究
Project/Area Number |
15740146
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Particle/Nuclear/Cosmic ray/Astro physics
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
曹 基哲 (ちょう 基哲) お茶の水女子大学, 大学院・人間文化研究科, 助教授 (10323859)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 超対称性 / 電気双極子能率 / フレーバー / LHC / ニュートリノ / ゲージ階層性問題 / リトルヒッグス模型 / 中世ケージボソン / 電子・陽電子リニアコライダー / 超対象E6大統一模型 / 量子補正 / 大統一理論 / カラー三重項ヒッグス / 陽子崩壊 / グラビティーノ |
Research Abstract |
(1)超対称性模型における、スクォーク・セクターのフレーバー構造に注目し、それが中性子の電気双極子能率(Electric Dipole Moment、以下EDM)の予言にどのような影響を与えるのか、定量的な評価を行った。グルイノ交換ダイアグラムがフレーバー構造に最も高い感度を持つことを指摘し、またスクォーク世代間の質量差に比例して、EDMの予言値が大きくなる事を示した。 (2)LHCにおいて生じるであろうゲージボソン対消滅によるカラーを持たない超対称粒子の対生成過程の研究を行った。特に計算手法として、行列要素の自動計算プログラムSUSY-MadGraph開発し、この過程の詳細な計算を行った。また、散乱振幅のユニタリティ条件から課される、複数の相互作用結合定数間に成り立つ和則(sum rules)を与えた。 (3)ニュートリノの質量は超対称性の破れによって与えられる、という可能性について近年議論がなされている。このような模型がもつ典型的な現象論的帰結は、スカラー粒子の3点相互作用が他の模型に比べて顕著に大きいということである。この模型の、高エネルギーライダー実験における検証可能性について調べた。
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Report
(3 results)
Research Products
(5 results)