Project/Area Number |
15760244
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Electron device/Electronic equipment
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
真田 篤志 山口大学, 工学部, 助教授 (20264905)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
Fiscal Year 2005: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2004: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2003: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | メタマテリアル / 左手系媒質 / 負屈折率 / バックワード波 / 右手 / 左手系複合線路 / バンドギャップ |
Research Abstract |
本研究において以下の基礎データが得られた。 1.右手/左手系複合(CRLH)媒質の漏洩現象と損失の関係の解明 提案している1次元CRLH媒質の漏洩現象の原因と損失の関係を調べ、単位セルの構造と放射電力および損失との関係を解析的・数値的に明らかにした。単位セル当たりの放射電力および損失は単位セルを流れる電流にほぼ比例するという結果を得た。しかしこれを理論的に一般化するには未だデータが不十分で、これらの量に対する構造パラメータ依存性の更なるデータの取得と分析は今後の課題となった。 2.CRLH媒質の漏洩現象の応用 A)2次元ビーム走査漏洩波アンテナ CRLH媒質の漏洩現象の応用例として、2次元ビーム走査漏洩波アンテナを構成しその放射特性を実験により検証した。4素子CRLH漏波アンテナをアレイ化しバトラーマトリクス回路により給電することで劇的に単純な構成で2次元ビーム走査が可能となることを理論的に示し、10GHz帯においてその動作を実験的に確認する基礎データを得た。 B)ストリップ線路型CRLHビーム走査漏洩波アンテナ 単位セル当たりの放射電力をより自在にコントロールする目的でストリップ線路型CRLH線路を提案し更にそれにスリットを付加したビーム走査アンテナを構成しその動作を検証した。一例として単位セルからの放射電力をコントロールすることでサイドローブレベルを一定とするチェビシェフ型放射パターンを持つビーム走査アンテナを構成し10GHz帯においてその動作を実験的に確認する基礎データを得た。
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Report
(3 results)
Research Products
(13 results)