高速リアルタイム画像処理のための1チップ2眼スマートイメージセンサ
Project/Area Number |
15760247
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Electron device/Electronic equipment
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Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
浜本 隆之 東京理科大学, 工学部, 助教授 (10297624)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | イメージセンサ / スマートセンサ / ビジョンチップ / 2眼センサ / 動物体抽出 / 距離検出 / 動き推定 |
Research Abstract |
本年度は、先に行ったテスト用回路の評価を踏まえて、処理方式や回路の見直しを行なった後、1チップ2眼イメージセンサLSIの設計・試作を行ない、その評価を行った。 ●1チップ2眼スマートセンサLSIの設計と試作 1チップ上に2つのセンサアレイを配置したLSIを設計し、試作した。各眼では、高開口率や高並列・高速処理を実現できるアーキテクチャを検討した。その中央には、両眼の処理結果を用いてシングル回路で効率的に処理するアーキテクチャを検討した。適宜評価用部分回路を集積した。 ●1チップ2眼スマートセンサ用光学系の検討 チップ上では2つのセンサアレイは約9mm程度離れて配置されている。視差情報で数メートル遠方を距離計測するため、なるべく離れた2つの入光部から9mm離れたセンサアレイに投影する光学系を実現する方法を検討した。ただし、方式の検討にとどめ、製作は行わなかった。 ●試作イメージセンサの評価と複数動物体追跡方式の検討 試作したセンサLSIと簡単な光学系を用いて、撮像性能や処理性能の評価を行った。一部の同期信号発生回路等の周辺回路は、FPGAへの実装を試みた。十分な撮像性能を有していたが、一部の処理回路に設計誤りがあったため、センサ上での視差の検出は出来なかった。しかし、動きの有無を示すフラグ信号は正しく検出できることがわかった。また、2眼の撮像システムを用いたリアルタイムでの複数動物体追跡の方式について検討した。 ●研究の総括 本研究の問題点をまとめ、その改善方法について検討した。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)