Project/Area Number |
15760370
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Geotechnical engineering
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Research Institution | Oita National College of Technology |
Principal Investigator |
工藤 宗治 大分工業高等専門学校, 都市システム工学科, 助教授 (50225166)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
Fiscal Year 2005: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2004: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2003: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
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Keywords | 短繊維混合 / 火山灰質粘性土 / 安定処理土 / トラフィカビリティー / コーン試験 / 一軸圧縮試験 / 三軸圧縮試験 / CBR試験 / 路床土 / 繊維の偏在 |
Research Abstract |
短繊維混合補強土とは低品質の土質材料に短繊維を混合するもので,力学特性などを向上させる効果を持つ.これまで筆者たちは安定処理した火山灰質粘性土の強度・変形特性の向上を図るために,短繊維を混合する繊維混合補強土によって,地盤を改良することを試みている.本研究では,実際の現場での使用を考慮し、現場の地盤状態や安定処理土の強度確認によく使われるコーン試験を行い、トラフィカビリティーの改善効果について検討をおこなった.また同時に一軸圧縮試験三軸圧縮試験も同時に行った.これは今回の土試料が昨年と違う場所で採取されたもので、確認のために行った. 実験条件は,一軸圧縮・三軸圧縮は直径5cm×高さ10cmの供試体を使用し,7日養生した後実験を行った.三軸圧縮試験はUU試験で行った.コーン試験は養生日数を1日と7日で行った. 一軸圧縮試験三軸圧縮試験とも昨年と同様な傾向を示し、自然含水比状態が異なる黒ぼくでも短繊維の混合によって強度は増加し、変形係数が小さくなり,変形抵抗に対する効果が期待できる. コーン試験から黒ぼくの安定処理土に短繊維を混合することによってコーン指数は増加し、トラフィカビリティーの改善効果が期待できることがわかった.しかし黒ぼくは締固め回数によってはオーバーコンパクションの恐れがあるので,あらかじめ締固め回数などを決めておく必要がある.
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)