Project/Area Number |
15760437
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Architectural environment/equipment
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Research Institution | National Institute of Public Health (2004) Tokyo Institute of Technology (2003) |
Principal Investigator |
鍵 直樹 国立保健医療科学院, 建築衛生部, 研究員 (20345383)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2004: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 揮発性有機化合物 / イオン / 二次汚染 / リン酸エステル / 室内空気質 / フタル酸 |
Research Abstract |
本研究では、イオンと空気中に浮遊するVOCの相互作用について、実験的に把握することを目的としている。具体的には、居住環境中に存在するイオンの形態の把握、イオン発生器から発生した空気と既知濃度のVOC空気を混合させた際のVOCの変化をガスクロマトグラフィ質量分析法(GC/MS)及び高速液体クロマトグラフィ(HPLC)などにより生成ガス状物質の定性・定量分析を行うものである。 今年度は,コロナ放電式イオナイザを用い,大気及び既知濃度のVOCについて作製した反応器中での変質をGC/MSにより,VOCの変換過程についての調査を行った。既知濃度の調整には,今回は高分子樹脂に酸化防止剤として含まれ,一般室内中でも検出されるTCEPを汚染物質対象とした。結果として,イオンを発生させることにより,副生成物として低分子のVOCが発生されたことを確認した。しかしながら,主成分であった物質について減少する傾向は見られず,反応器への吸着等のブランクを低減することが更に詳細な検討を行うために不可欠である。しかしながら,イオンの発生の段階で,高分子のVOCが分解されていることが解明され,室内においても同様なことがおこり,新たに二次汚染の原因となっている可能性があることを示唆している。また,超微粒子の生成についても今後検討する必要があると考えられる。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)