マイクロエマルション法を用いる担持金属触媒のナノ構造制御
Project/Area Number |
15760576
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Catalyst/Resource chemical process
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
張 い 富山大学, 工学部, 助手 (40345559)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2003: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
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Keywords | バイモダル / FT合成 / ジルコニア / アルミナ / コバルト |
Research Abstract |
バイモダル触媒担体は大,小二種類の細孔径を同時に有するバイモダル担体である。大きな細孔は反応ガスの触媒粒子内拡散と,生成物の触媒外部への拡散を促進し,小さな細孔は高比表面積と担持される金属粒子の高分散状態を維持する。従来のバイモダル担体の調製法は一、二種類の金属酸化物担体の調製に限定されており、任意な金属酸化物に適用できる汎用調製法が望まれている。しかも従来の方法ではマクロポアのサイズが大きすぎて、バイモダル効果が低下する傾向があり、一部の調製法では王水など環境に不利な試薬を使っている。 我々が開発した方法は決まったサイズのマクロポアの中でミクロポアを形成する方法であり、使われるゾルも水溶液かアルコール溶液である。しかもマクロポアの材料とミクロポアの材料が異なっても調製可能である。 マクロポアを有するシリカゲルにシリカゾルを導入し、シリカのみのバイモダル触媒担体を調製し、コバルトを担持させた。液相FT反応ではバイモダル触媒の優位を確認した。シリカゾルの代わりにジルコニアゾル或いはアルミナpolymer complex solutionを用いて、ヘテロ構造を併有するシリカージルコニア、また、シリカーアルミナのバイモダル担体を調製し、コバルト担持後、FT反応では極めて高い活性を実現した。その原因はバイモダルの空間効果以外、FT反応の助触媒であるジルコニア、また担持金属の分散度が向上できるアルミナも反応に大きく貢献したと考えられる。触媒の構造特性と金属粒子径の差異を調べるため、物理吸着と化学吸着、XRD、FT-IR、TPR等の触媒キャラクタリゼーションを行った。触媒の拡散効率のシミュレーションを行った。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)