高空間分解能化・高感度化に向けた対向型PET開発における画像再構成法の確立
Project/Area Number |
15760633
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Nuclear engineering
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
菊池 洋平 東北大学, 大学院・工学研究科, 教務職員 (50359535)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | PET / 半導体検出器 / 画像再構成 |
Research Abstract |
対向型半導体PETの画像再構成法の妥当性を調べるために、移動機構を備えたγ線計測システムを構築し、放射能分布の測定を行った。γ線計測システムは回転機構を備えた対向型ガントリー、信号処理系、さらにデータ収集・ガントリー制御系から構成される。 対向型ガントリーでは1chの検出器幅が12mmの32ch CdTe検出器アレーを検出器ユニットとしており、この検出器ユニット2つが対向配置されてガントリーを形作っている。また、検出器ユニットは2軸の移動ステージの上に対向配置されているため、ガントリー径方向および投影方向に自由に移動可能である。信号処理系はNIMモジュール群から形成されていて、ガントリーからのγ線の検出信号の増幅・整形を行った後、リニアパルスを時間情報を表すタイミングパルスに変換する。変換されたタイミングパルスはCAMACクレートとPCから成るデータ収集・ガントリー制御系によって時間計測され、そのデータがPCに保存される。また、データ収集・ガントリー制御系はモータコントローラを含んでおり、データ収集と同期してガントリー駆動も行う。 このγ線計測システムを用いて、直径、0.6mmのNa-22点線源の放射能分布を測定した。ガントリー径5cmのとき、ガントリー中心付近に関して、点線源の画像は明確に再現され、そのプロファイルの半値幅は1.0mm以下であった。また、この点線源を測定中に1.5mm刻みで3×3の格子の交点上に位置移動させたところ、その再構成画像では9つのホットスポットが明確に分離されていた。このことから、対向型再構成法が十分妥当であることが確認された。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)