リスペリドンの反応性・安全性予測に関する薬理遺伝学的研究
Project/Area Number |
15790640
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Psychiatric science
|
Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
山之内 芳雄 藤田保健衛生大学, 医学部, 助手 (70340263)
|
Project Period (FY) |
2003 – 2005
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
|
Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
|
Keywords | 薬剤反応性 / 統合失調症 / ゲノム / セロトニン3a受容体遺伝子 / セロトニン4受容体遺伝子 / リスペリドン / 遺伝子多型 / 薬理遺伝学 / 不安・抑うつ症状 / ドーパミン2受容体遺伝子 / セロトニン2A受容体遺伝子 / ハプロタイプ解析 |
Research Abstract |
基盤となる事項 前年度継続 対象となる統合失調症患者への本研究に対する説明と同意 Risperidone投与プロトコールの遂行と背景情報・症候学的データ(効果・副作用)の収集 8週間risperidone単剤投与を行ない、投与前後にて陽性陰性症状評価尺度(PANSS)ならびに薬剤因性錐体外路症状評価尺度(DIEPSS)による評価し、臨床データをデータべース化した。(既存のデータべースに当研究項目を追加して利用) :本年度は12例が該当した 末梢血サンプルの収集 大学内P2設備内にて、EBウイルス感染により、サンプルよりリンパ球株化を行った :本年度は上記のうち10例が該当した。 候補遺伝子上の多型同定 関連受容体遺伝子などを網羅的に多型解析した 株化したリンパ球よりDNA抽出 対象領域のPCRを行ない、RFLP法・DHPLC法・またはTaqman法にて全対象の遺伝子型の同定し、遺伝子型をデータべース化 解析 データべースした臨床情報と遺伝子型との関連につき、ハプロタイプ解析を含めた検討を行った。 本年度はドーパミン系・ AKT1・GSK3B・PPP3CC遺伝子につき、従前の症例を含め全112例で解析を行った。また、上記システム化・データベースを利用し、薬剤反応性候補遺伝子検索の基盤となるべく疾患関連性遺伝子変異の検索を並行して行った。
|
Report
(3 results)
Research Products
(8 results)