Prostaglandin Eによる鼻アレルギー発症予防の試み-マウスを用いた免疫学的検討-
Project/Area Number |
15790935
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Otorhinolaryngology
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Research Institution | Shimane University (2004) Shimane Medical University (2003) |
Principal Investigator |
村田 明道 島根大学, 医学部, 助手 (90346388)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | Th2応答 / PGE_1 / IL-4 / NKT細胞 / EP_2 / プロスタグランディン(PG)E_1 / Th2 |
Research Abstract |
前年度の検討により、PGE_1がマウス抗原特異的Th2応答誘導モデルにおいて、脾臓T細胞からのIL-4産生を増加させることを確認した。 本年度はNKCD4陽性細胞欠損マウスであるJα281マウス塗用いて、PGE_1の影響について検討した。Jα281マウスにおいてOVA/ALUM投与期においてPGE_1を腹腔内投与したところ、野生型マウスと比較して、血清中IgE、IgG_1の上昇を認めた。 また、脾臓T細胞によるOVA特異的IL-4産生についてELISA法にて解析したところ、野生型マウスと比較してIL-4産生が有意に増加していた。次にEP_2antagonistをOVA/ALUM投与24時間前に投与したところ、血清中IgE、IgG_1の低下を確認した。 現在EP_1、EP_3、EP_4antagonistを用いて解析中である。 結論:PGE_1はマウスにおいてNKT細胞に影響し、Th2応答を増強している可能性が示唆される。ターゲットとしてEP_2の関与が示唆され、現在EP_1、EP_3、EP_4について検討中である。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)