Project/Area Number |
15791340
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Community health/Gerontological nurisng
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Research Institution | Yamagata University (2004) Kobe City College of Nursing (2003) |
Principal Investigator |
叶谷 由佳 山形大学, 医学部, 教授 (80313253)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 訪問看護 / 褥瘡 / クリティカルパス / 質保証 / 看護師の知識 / 標準化 / クリニカルパス / 行動指針 / システム |
Research Abstract |
本研究では、訪問看護における褥瘡ケアの質保証のために、褥瘡ケアのためのクリティカルパス(以後、パス)を作成し、その効果を検討することを目的とした。平成16年度には、ケアの対象を訪問看護の提供患者のうち、褥瘡のあるもの、また、褥瘡がないがリスクのある患者とした。パスは褥瘡のある患者のケア用と予防の必要のある患者用の2種類作成し、1ヶ月ごとにケアを評価することとした。対象施設は、1経営グループ傘下の6訪問看護ステーションとし、1ステーション内でパス群と通常ケア群に分けて3ヶ月間、試行を依頼した。その結果、パスに基づいてケアを提供された患者はのべ90名、通常のケアを提供された患者は、のべ102名であった。パス群の看護師は29名、通常ケア群は32名であった。褥瘡についての知識は、介入前、パス群の看護師は12問中、平均6.2±2.9問、通常ケア群は5.3±3.3問、介入後、パス群の看護師は平均9.2±3.0問、通常ケア群は8.9±3.1問の正解であり、介入前及び介入後、2群間に有意差はないという結果であった。通常ケア群で介入後に、p=0.002と有意に正解数が増加し、パス群でも介入後でp<0.0001と有意に正解数が増加した。褥瘡ケアの知識については、介入前ではパス群は通常ケア群より意識が高かった項目は1項目であったが、介入後では、2項目に増えていた。褥瘡のある患者について、パス群、通常ケア群間で介入前後においてブレーデンスケール(褥瘡のリスク)、DESIGN(褥瘡の状況)、褥瘡の表面積に有意な差はみられなかった。パス通りにできなかった理由で多かったのは、「利用者の心身条件のため、できなかった」で、「そのほかの理由」、「家族が拒否した、希望がなかった」が次いだ。パスの効果について、看護師の知識、褥瘡の治癒状況に差はみられなかったが、さらに期間を延ばす、事例数を増やす等を行い、さらに検討が必要である。
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