海洋ビッグデータを用いた新しい生態系評価手法の開発
Project/Area Number |
15F15399
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Aquatic life science
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Research Institution | Fisheries Research and Education Agency |
Principal Investigator |
長井 敏 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 中央水産研究所, グループ長 (80371962)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
CHEN HUNG-YEN 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 中央水産研究所, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2015-11-09 – 2018-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2017: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2015: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | ビッグデータ / メタゲノム解析 / 時系列モニタリング / Alexandrium tamarense / ユニバーサルプライマー / 真核生物 / プランクトン / 石垣島 / 石西礁湖 / 生物多様性 / OTUs / 有毒渦鞭毛藻 / 珪藻 / Alexandrium |
Outline of Annual Research Achievements |
2012-2015年の4年間、大阪湾の2地点において、次世代シーケンサーを用いたメタゲノム解析による時系列モニタリングを実施した。貝毒原因渦鞭毛藻であるAlexandrium tamarenseの発生要因とそれに相関する環境生物因子の抽出について、複数の統計パラメータを用いて生物多様性解析を行ったところ、Shannon's index, Simpton's index, corresponding analysis、Phylogenetic aggregated structureなど、幾つか有効なパラメータを見出すことに成功した。これらのデータを用いて論文を作成し、国際誌の”Applied Environmental Microbiology”に投稿していたレビュー結果が返却された。レビュワーに指摘された主要な修正点については、水温、塩分、栄養塩濃度等の環境データを加えて、A. tamarenseの出現動向について議論することであった。このため、共同研究者である大阪府立環境農林水産総合研究所水産技術センターから環境モニタリングデータをいただき、統計解析ソフト「R」を用いて、メタゲノム解析から得られた群集構造のプロットに、群集構造の変動に有意な相関を示した環境要因を重ねてプロットする解析を試み、グラフを完成させた。論文の内容も修正を完了した。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(10 results)